Plasticty=塑性〔そせい〕
一定の力が加わることにより永久に変わらない別の形が生まれること…魔法の様です
とても身近なプラスチック製品は加熱した時の性質から2種類に分けることができます
熱可塑性プラスチック(チョコレート型)
熱を加えると溶けて柔らかくなり冷やすとかたまります。
チョコレートと同じように一度形作った製品に一定の熱を加えれば、また柔らかくなり別の形にリサイクルする事ができます。
熱硬化性プラスティック(ビスケット型)
チョコレート型のプラスチックとは逆に、加熱すると硬くなるプラスチックの事です。
ビスケットと同じように再度熱を加えても柔らかくならず原型に戻ることはありません。
その特性を生かして電気器具や浴槽など、耐熱性が求められる製品に利用されています。
プラスチックの原料は?
プラスチックの主な原料は石油です。
原油を蒸留する時、沸点の違を利用して、石油ガス・ガソリン・ナフサ・灯油・軽油・重油・アスファルトに分けます。
プラスチックの原料になるのはこの中の“ナフサ”です。
ナフサをさらに加熱し、化学反応によってエチレンやプロピレンなどの原料に分けます。
そして、同じ物質の分子と分子を化学的に結びつけることで重合反応が起こり、ポリエチレンやポリプロピレンという物質が生まれます。
これらがプラスチックの原料となります。